復活の日は来るか。

ライブが一ヶ月空いたので、この間を利用して前から何とかせねばと思っていた調子の落ちてきたギターアンプのメンテナンスや、同時にギターも手入れしてやることにしました。アンプを塗るとかギターのボディに絵を描くことなどには並みでない気合いや労力を注いできた覚えがあるのですが、肝心の楽器としてのメンテなどはそれほどでもなく、そもそも楽器を弾く人間としてどうなのでしょうか。
これを生涯最後のギターにするなどと宣言し、日本におそらく20本くらいしか輸入されなかったであろうマイナーなギターを大枚はたいて手に入れながらも、ボディの絵描きを大失敗し、その塗料を落とそうとしたら表面がドロドロに溶けショックでふて寝。音が悪いからとピックアップ(マイク)を交換するとさらに音が悪くなり再ふて寝。しかもチューニングが狂いやすく、あっという間にケースに入れてそれ以後放置状態という、ファイヤーバード・ノンリバースモデルの悲劇については前にも書かせていただきました。この薄幸の美女を何とかもう一度表舞台へと、ピックアップの再交換とチューニングが狂わないようにペグ(弦巻き)を交換してやることにしました。
友人などから強く勧められていたGOTOHというメーカーのペグを、この美人なギターに合うようツマミをパールホワイトに変えてオーダーし、それが今日届きました。ついでにマグナムロックという装備のついたペグにしたのですが、これがなかなかすごい、チューニングが全く狂わないという代物です。
妙にうれしくなって珍しく部屋でギターを弾きまくってしまいましたが、心配なのはピックアップです。キヨステ練習に持ち込んでやっぱだめだこりゃみたいなことになったら、このペグだろうがマグナムロックだろうが、再び押入れの奥に幽閉されてしまい、今日の喜びプレイも一体何だったのかとふて寝しなくてはならないのですね。次のライブで私がいつものギターを持っていたら、どうぞこのことには触れずそっとしてくれる優しさをください。さよなら。
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category - 楽器
- 2005/06/27 (月)