スコップを買わねばと心から思った。

今日あたり再び降りそうと言われ恐々としていた雪は降らずに済んでほっとしています。棟と棟の間にある自宅アパートの駐車場は、先週末の大雪では吹き溜まりのようになって、場所によってはひざくらいまでの雪が積もりました。車を駐車場から出せるようにするため、日曜に雪かきをしたのですが、スコップを持っていない私はチリ取りを使ってしゃがみながら少しずつやるしかありませんでした。いい加減足腰がしびれてきた頃、そのチマチマ姿を見かねたのか、通りかかったおばさんがスコップ貸しましょうかと声をかけてくれて、この辺にお住まいですか?と聞くと、私が存じ上げなかっただけで、アパートの大家さんでした。
スコップを借りに近くの大家さんの家に向かいながら話をしていて、大家さんの家の周りの雪かきはダンナさんとお父さんがやってくれたそうで、お父さんは85歳にもなるのに何時間も元気に雪かきしていたとのことでした。借りたスコップで雪かきを再開すると、さっきまでのチリ取り作業は何だったのかというほど作業がはかどったのですが、いよいよ腰に限界が来て、これは休憩だと思ったところに突然、スコップを持ったご老人が現れました。
「あと少しだな!」と、やる気満々で現れたこのご老人が、先ほど聞いた85歳のお父さんだということは考えるまでもないことで、やるぞ!若いの!的に雪かきを手伝い始めてくれたおじいさんを前に、「あのー、私ちょっと疲れちゃったみたいで、腰がもう痛くって・・・」などと言えるわけもありません。とてもありがたい助っ人でしたが、次の日も腰が痛くてヘロヘロな私に対し、あのおじいさんはピンピンしていたに違いありません。85歳のご老人に敗北した私ですが、今週末はライブです。雪辱を期したいと思います。さよなら。
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category - ただの日記
- 2014/02/19 (水)